TOEICで800点以上を取るための勉強法-オススメの参考書&時間配分も紹介!-
英語力を測るテストとして日本ではTOEICが浸透しています。
今回は、TOEICで800点以上を取った私が、点数を上げるために行った勉強方法を教えたいと思います。併せてオススメする参考書や時間配分も紹介したいと考えています。
単語力を鍛えよう!
まず、TOEICで点数を上げるためには、「単語力」が必要になってきます。
それを聞くと、「面倒くさい」とか「大変だな」と思う方も多いのではないでしょうか?
ですが、簡単に単語を覚えられる「コツ」があるのです。
それは、
覚えたい英単語を参考書で見ながら、単語音声を同時に聞く。そして、声に出して読んでみる
です。
こうすることで「見る、聞く、読む」などの五感を活用できるようになり、効率的に覚えられるようになります。
そこで、オススメする単語の参考書が「出る単特急 金のフレーズ」です。
この単語帳は、
- かさばらない程度の大きさで持ち歩くのにも便利
- 音声データをダウンロードすればスマホなどから「生の英語」で聞ける
という利点を持っています。
まさに、単語を覚えるためにうってつけの参考書なのです。
この単語帳に限らず、単語を覚えるためには、音声をダウンロードできる本を買いましょう!
文法を勉強しよう!
次に、「文法力」が必要になります。
ただし、TOEIC対策として難しい英文法を勉強する必要はなく、高校卒業程度の文法力があれば充分です。
そこで、「今井の英文法教室 上・下」をオススメします。この本には、高校レベルの文法が分かりやすくかつ詳細に説明されているので、英語が全く分からない方や苦手な方にも苦にならないで理解できるようになるでしょう。
音読をしよう!
最後に1番大事な「音読」を紹介したいと思います。これをしっかり行うことで、リーディング&リスリング(Reading&Listening)の点数が格段に上がりますし、単語力も身につきます。
では、どのような音読をやれば「英語力」が身につくのでしょうか?
それは、以下の3種類の音読をすることが必要になります。
①オーバーラッピング
・テキストを見ながら、英語の長文をCDと同時に音読する方法
②シャドーウィング
・テキストを見ずに、CDの音声を追いかけるように音読する方法
③通常音読
・CDを流さずにテキストを見ながら声に出して読むいわゆる普通の音読
これらを文章の意味・構成をできるだけ考えながら、1つの長文につきそれぞれ5回ずつ行うようにしましょう。
そうすると、耳が英語に慣れるのでリスニング力がUPします。さらに、文章を読むスピードも上がるので、リーディング力の向上も図れます。
それでは、一連の音読をやる上でのオススメ参考書を紹介したいと思います。それは、「公式TOEIC Listening&Reading問題集」です。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5
- 作者:Educational Testing Service
- 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
- 発売日: 2019/06/21
- メディア: 大型本
この問題集は
- CDが付いており、「生の英語」で長文を聞ける
- 訳文が書いてあるので、英語が苦手な方でも何が記載されているか理解でき、音読がしやすい
- 公式問題集なので、単純にTOEICの問題を解くことにも使える
など、多くのメリットがあります。
ぜひ、この本を隅々まで使い切りましょう!
オススメする時間配分
まず、問題構成を確認しておきましょう。
リスニング(45分)
- 写真描写問題 6問
- 応答問題 25問
- 会話問題 39問
- 説明文問題 30問
リーディング(75分)
- 短文穴埋め問題 30問
- 長文穴埋め問題 16問
- 長文読解(1つの文書)29問
- 長文読解(複数の文書)25問
上記が試験時間と問題構成、問題数になります。
それでは、どのような時間配分をすればいいのでしょうか?
私は、
・短文穴埋め問題 20分
・長文穴埋め問題 10分
・長文読解(1つの文書)15分
・長文読解(複数の文書)25分
・見直し時間 5分
という配分でテストに臨んでいます。
このように具体的な時間を決めておくことで、自分が余裕を持ってテストを受けているのか遅れているのかすぐに分かるようになります。
また、見直し時間を設けておくことで、試験終了時間までに余裕を持たせることもできます。
試験時間中に問題を解ききれない方は、この時間配分を参考にテストに臨んでみてはいかがでしょうか?
※リスニングは自動で進行しており、時間配分ができないため、除外しています。
まとめ
今回、TOEICの勉強法をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?一瞬だけやるよりも、上記のやり方を継続して行うことが一番大事なので、キツかったら音読の回数を減らしてみる等をやってみるのも良いかもしれません。
それでは、これからのTOEICで目標のスコアを出せるように頑張っていきましょう!