プロスピA攻略 パワーヒッターとアーチストの違いを解説!-どちらが長打を打てるのか?-

プロ野球スピリッツA(通称、プロスピA)をやっている上で気になることがあります。

それが

「パワーヒッター」と「アーチスト」で長距離が打てるのはどちらか?

です。

そこで、今回はバッティングトラベラーというイベントで比較してみたいと思います。

ちなみに、「高弾道」と「ラインドライブ」。そして、「ラインドライブ」と「中弾道」の比較は以下の記事で説明しています。

www.rilienthal.com

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バッティングトラベラーとは?

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比較実験の舞台である「バッティングトラベラー」の確認をしたいと思います。

端的にまとめると

打者3人連続プレイの結果に応じてポイントを獲得できるイベント

です。また、連続プレイの時には通常の試合と異なり打球飛距離が表示されることも特徴です。

実験設定

今回の実験で使用するメンバーを紹介します。

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「パワーヒッター」は山田哲人ビシエド丸佳浩の3人。

「アーチスト」は柳田悠岐掛布雅之中村剛也の3人です。

 

それでは、どちらがより長距離を打てる弾道なのか証明する方法を説明します。

第1に、本塁打率、長打率IsoP(純粋な長打力を測る指標)を使います。ちなみに公式は以下の通りです。

本塁打率=打席数/HR数
長打率=(ヒット×1+二塁打×2+三塁打×3+HR×4)/打席数
IsoP=(二塁打+三塁打×2+HR×3)/打席数

 

第2に、3人連続プレイ時に表示される打球飛距離を使います。この距離を比較することで「平均打球距離」にどれほど差があるのか判明します。

実験結果

まず、打席結果から見ていきましょう。

パワーヒッター(山田、ビシエド、丸)は

打席数 118、ヒット 21本、二塁打 36本、三塁打 3本、HR 45本

でした。

一方、アーチスト(柳田、掛布、中村)は

打席数 97、ヒット 16本、二塁打 28本、三塁打 1本、HR 40本

となりました。

ちなみに、ランダムで操作選手が決まる仕様のため打席数はバラバラになってます。

打撃指標での違い

それでは、指標面での違いを見ていきましょう。

本塁打

パワヒ…118/45=2.62

アーチ…97/40=2.425

これによると、パワーヒッターは2.62打席に1本のホームランを打ち、アーチストは2.425打席に1本のホームランを打つことが分かりました。

この時点では、アーチストの方がパワーヒッターより優秀です。

長打率

パワヒ…(21+36×2+3×3+45×4)/118=2.38

アーチ…(16+28×2+1×3+40×4)/97=2.42

IsoP

パワヒ…(36+3×2+45×3)/118=1.5

アーチ…(28+1×2+40×3)/97=1.54

さらに、長打率IsoPの数値を見ても、アーチストがパワーヒッターを上回っており、アーチストの方がパワーヒッターよりも優れた弾道である可能性が高まりました。

平均打球飛距離の比較

それでは次に、打球飛距離についても比較してみましょう。

パワーヒッター(山田、ビシエド、丸)は

山田:100.58メートル、ビシエド:93.72メートル、丸:108.21メートル

一方、アーチスト(柳田、掛布、中村)は

柳田:94.85メートル、掛布:109.16メートル、中村:102.61メートル

という結果になりました。

両弾道の平均打球飛距離を3打者から割り出すと

パワヒ…(100.58+93.72+108.21)/3=100.8メートル

アーチ…(94.85+109.16+102.61)/3=102.2メートル

になります。

つまり、平均打球飛距離という観点でも、アーチストの方がパワーヒッターよりも飛ばすということが判明しました。

まとめ

今回の実験を通して、アーチストはパワーヒッターと比較した時、指標・平均打球飛距離の両面で上回っていることから

アーチストはパワーヒッターより長打を打てる弾道である

と結論づけたいと思います。