プロスピA攻略 高弾道とラインドライブの違いを解説!-どちらが長打を打てるのか?-
以前、プロ野球スピリッツA(通称、プロスピA)におき、「パワーヒッター」と「アーチスト」で長打を打てるのはどちらか?を比較した実験を実施しました。
また、「ラインドライブ」と「中弾道」で長打を放てるのはどちらか?を比べた調査も行いました。
今回はそれに続いて「高弾道」と「ラインドライブ」で長打を打てるのはどちらか?を調べてみたいと思います。
感覚的には高弾道の方が長打を打てそうなのですが、それが真実なのか「バッティングトラベラー」を使用して調べてみます。
それでは、いってみましょう!
バッティングトラベラーとは?
まず、実験の舞台である「バッティングトラベラー」の確認を行います。
簡潔にまとめると
打者3人連続プレイの結果に応じてポイントを獲得できるイベント
です。また、連続プレイの時には打球飛距離が併せて表示されることも特徴です。
実験設定
今回の実験では高弾道の坂本勇人、ラインドライブの糸井嘉男を使用します。
坂本勇人(高弾道)
糸井嘉男(ラインドライブ)
そして、長距離を打てる弾道がどちらなのかを調べるために、以下の方法をとりたいと思います。
第1に、本塁打率、長打率、IsoP(純粋な長打力を測る指標)を使います。ちなみに公式は以下の通りです。
○本塁打率=打席数/HR数
○長打率=(ヒット×1+二塁打×2+三塁打×3+HR×4)/打席数
○IsoP=(二塁打+三塁打×2+HR×3)/打席数
第2に、両選手の「平均打球距離」を計測し、どれほど差があるのかを分析します。
実験結果
まず、打席結果から見ていきましょう。
高弾道(坂本勇人)は
打席数 39、ヒット 9本、二塁打 21本、三塁打 1本、HR 7本
でした。
一方のラインドライブ(糸井嘉男)は
打席数 32、ヒット 4本、二塁打 18本、三塁打 0本、HR 4本
となりました。
なお、操作選手はランダムで決定するため打席数は同じではありません。
打撃指標での違い
それでは、指標面での違いを見ていきましょう。
・本塁打率
高弾道…39/7=5.57
ラインドライブ…32/4=8
本指標によると、高弾道は5.57打席に1本のホームランを放ち、ラインドライブは8打席に1本のホームランを打つことが分かります。
現時点では、高弾道の方がラインドライブよりも強力であると言えます。
・長打率
高弾道…(9+21×2+1×3+7×4)/39=2.1
ラインドライブ…(4+18×2+0×3+4×4)/32=1.75
・IsoP
高弾道…(21+1×2+7×3)/39=1.12
ラインドライブ…(18+0×2+4×3)/32=0.93
さらなる2つの指標を比較してみても、高弾道がラインドライブより優れた数値を出しており、個人的な感覚と同じように高弾道はラインドライブに比べて優れた弾道である可能性が高まりました。
平均打球飛距離の比較
次に、平均打球飛距離について比較します。
高弾道(坂本勇人)は
92.28メートル
一方、ラインドライブ(糸井嘉男)は
81.56メートル
という数値になりました。
つまり、平均打球飛距離という側面から見ても高弾道の方がラインドライブよりも長打を生みやすいと考えられます。
まとめ
今回の実験を通して、高弾道はラインドライブと比較すると指標・平均打球飛距離の両面で上回っていることから
高弾道はラインドライブより長打を打てる弾道である
と結論づけたいと思います。