プロスピA攻略 ラインドライブと中弾道の違いを解説!-どちらが長打を打てるのか?-

以前、プロ野球スピリッツA(通称、プロスピA)における「パワーヒッター」と「アーチスト」で長打を打てるのはどちらか?を比べた実験を行いました。さらに、「高弾道」と「ラインドライブ」でどちらが長打を放てるのか?の調査を実施しました。

www.rilienthal.com

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そこで、今回は「ラインドライブ」と「中弾道」で長打を打てるのはどちらか?を調べてみたいと思います。

ただし、前回までの調査では「バッティングトラベラー」を使用していましたが、今回はVリーグを使っているので注意してください。

それでは、いってみましょう!

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実験設定

今回の実験ではラインドライブの近藤健介、中弾道の内川聖一を使用します。

近藤健介(ラインドライブ)

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内川聖一(中弾道)

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そして、どちらが長距離を打てる弾道なのかを調べるために、Vリーグにおいて手動・自動操作を行い、どのような成績を残すかで結論を出したいと思います。

その際、2人の打順は現実で置かれている(いた)3番で起用しています。

また、成績を比較する時に使用する指標は、本塁打率、長打率IsoP(純粋な長打力を測る指標)です。ちなみに公式は以下の通りです。

本塁打率=打席数/HR数
長打率=(ヒット×1+二塁打×2+三塁打×3+HR×4)/打席数
IsoP=(二塁打+三塁打×2+HR×3)/打席数

打席結果

打席結果(手動)

まず、手動における打席結果から見ていきましょう。

ラインドライブ(近藤健介)は

打席数 20、ヒット 5本、二塁打 9本、三塁打 0本、HR 1本

でした。

一方の中弾道(内川聖一)は

打席数 20、ヒット 8本、二塁打 8本、三塁打 0本、HR 0本

となりました。

打席結果(自動)

次に、自動における打席結果も見ていきましょう。

ラインドライブ(近藤健介)は

打席数 65、ヒット 19本、二塁打 6本、三塁打 0本、HR 2本

でした。

中弾道(内川聖一)は

打席数 60、ヒット 9本、二塁打 5本、三塁打 0本、HR 2本

となりました。

なお、試合の進行はランダムで決定するため、打席数は同じではありません。

実験結果

打撃指標の違い(手動)

それでは、手動における指標面での違いを見ていきましょう。

本塁打

ラインドライブ…20/1=20

中弾道…20/0=0

本指標によると、ラインドライブは20打席に1本のホームランを打ち、中弾道は20打席ではホームランを1本も放てないことが分かります。

現時点では、ラインドライブの方が中弾道よりも強力であると言えます。

長打率

ラインドライブ…(5+9×2+0×3+1×4)/20=1.35

中弾道…(8+8×2+0×3+0×4)/20=1.2

IsoP

ラインドライブ…(9+0×2+1×3)/20=0.6

中弾道…(8+0×2+0×3)/20=0.4

さらなる2指標を比較してみても、ラインドライブが中弾道より優れた数値を出しており、ラインドライブは中弾道に比べて優れた弾道である可能性が高まりました。

打撃指標の違い(自動)

次に、自動における指標面での違いも見ていきましょう。

本塁打

ラインドライブ…65/2=32.5

中弾道…60/2=30

 この指標では、ラインドライブは32.5打席に1本のホームランを放ち、中弾道は30打席に1本のホームランを打つことが分かりました。

現時点では、手動での結果と異なり中弾道の方がラインドライブより優秀な弾道であると言えます。

長打率

ラインドライブ…(19+6×2+0×3+2×4)/65=0.6

中弾道…(9+5×2+0×3+2×4)/60=0.45

IsoP

ラインドライブ…(6+0×2+2×3)/65=0.184

中弾道…(5+0×2+2×3)/60=0.183

さらなる2つの指標では、ラインドライブが中弾道より好成績を残しています。

そのため、全体的に見るとラインドライブの方が中弾道より長打を生み出しやすいと考えられます。

まとめ

今回の実験を通して、ラインドライブは中弾道と比べると手動・自動のいずれにおいてもほとんどの指標で上回っていることから

ラインドライブは中弾道より長打を打てる弾道である

と結論づけたいと思います。